雑記2:おじさんの運命の車

小学生の頃のスーパーカー・ブームで一番好きだったのがこれ、マセラッティ・ブーメランでした!まだジウジアーロのジの字も知らない頃です。このプラモが最高にカッコよく、今でもガレージに飾ってあります。
ちなみにこれはエスプリのS1です。ブームの頃はエスプリやロータスに特に強い思い入れはありませんでした。ちょっと遅い?スーパーカーという認識でしょうか。ラインはブーメランと似ていますが、サイドウインドーの寝かせ具合、ショルダーラインが違います。
こちらがブーメラン、エスプリ後にジウジアーロがデザインしたアッソ・シリーズ第1弾です。
アッソ・ディ・ピッケ(73年)です。アウディ・ベースです。リア・クォーター・パネルにブーメランの面影や後のデルタにつながりそうなラインがあります。
こちらはアッソ・ディ・クワドリ(76年)。BMWベースです。ピアッツァのラインに近くなったでしょうか?カドが取れ、やや丸みを帯びてきます。リア・クォーター・ガラスなんて本当に似ています。
そしてこちらが、アッソ・ディ・フィオーリ(79年)。
うーん、美しい。市販ピアッツァよりノーズがうすく、Fウインドーの傾斜した華奢な姿は正しくスーパーカーでした。
こんな画像が刷り込まれていたのか?大人になって買った第1号車はなんとピアッツァでした。
これを買うぞ!と意気込んでいたわけでも、昔のスーパーカーブームを思い出したわけでもなく、中古車雑誌を見ていてピン!と来たのがこの車でした。(1号車は白XL)
まだジウジアーロの名前も知らず、趣味も車!ではなかった時代です。
そして、徐々に車への興味がわき、スーパーカーを買いたいと願い憧れ、目をつけたのが現実的なアルピーヌV6ターボとエスプリ。
いろいろ勉強して初めて分かったジウジアーロ御大の存在とピアッツァとエスプリとの関連性。
まさしく運命を感じ?迷わずエスプリ購入へと走りました(根性の60回ローンで!)。
こうして人生を踏み誤っていったのですが、こうして整理してみると、幼い頃の影響というのはすごいものですね!

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