SPECIFICATIONS | ||
全長×全幅×全高(mm) ホールベース(mm) トレッド前/後(mm) 車両重量(kg) |
4310×1655×1300 2440 1345/1355 1190 |
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エンジン型式 エンジンマウント・駆動 総排気量(cc) 最大出力(PS/rpm) 最大トルク(kgm/rpm) トランスミッション |
G200WE型 水冷直列4気筒DOHC フロント・リアホイール駆動 1949 135/6200 17.0/5000 5速マニュアル |
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前ホイール・タイヤ 後ホイール・タイヤ サスペンション(前) サスペンション(後) ブレーキシステム/前/後 |
5.5JJ×13 185/70HR13 同上 ダブルウィッシュボーン コイル・スプリング トルクチューブ付3リンク コイル・スプリング ベンチレーティッド・ディスク / ソリッド・ディスク |
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エクステリア ジウジアーロ・デザインの傑作車です。エスプリ、マセラッティ・ブーメランに代表されるパキパキのクリスプルックから、丸みを帯びたラウンドフォルムを取り入れたデザインに変わったころの作品です。ノーズからテールまで本当に美しく今でもながめるとハッとします。現代の車には無い開放的なグラスエリア面積、かさばるツインカムを載せながらも軽快感を演出したフロント周りなど、美しいです。 |
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インテリア 未来的な外観に負けず劣らず、コックピットも最先端モードでした。サテライトスイッチに代表される先進装備は、ジウジアーロの常であるデザインと実用性が高度にバランスされています。また特筆すべきは助手席の開放感です。ひざ周り上部が見事に何も無く、シートを前に出してもまだ余裕があります。後席2座も十分使え、4名乗車で旅に出ても、乗り降り以外は文句の出ない事でしょう。本革をふんだんに使った室内は、今も高級感が漂っています。 |
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エンジン 117クーペにも使用されていた伝統のいすゞツインカムを受け継いでいます。このエンジンは低中速トルクが豊かで、驚かされます。逆に高回転でパワー炸裂・・・というタイプではないです。高級GTとして企画された車ですから、優雅な走りをするには向いているエンジンと言えます。同年代のXGも所有していましたが、そちらは明らかに吹けあがりも軽く、パワーも出ていました。XESとは味付けが違うようです。ターボ時代のピアッツァとは違い、車体も軽くNAらしい素直な伸びが感じられます。 |